コドモの力はむげんだぜ!

2012年2月

「ほっこりカフェ」in石巻 2/26

2012年2月26日(日)10:00~15:00
場所:石巻市蛇田北部2号公園仮設住宅談話室
担当:川森

この日は、談話室の玄関扉の2重化の工事の真っ最中。 いや、また音がすごい。。。

室内では子どもの歌声のCDを流すなどして、 なんとか癒しの雰囲気をつくりたいと工夫をしたけれど、 結果的に、お茶を飲みにきてくれたのは、3名でした。

あまりにさみしかったので、仮設住宅の回りを歩いてみると、数人の顔なじみの方と ばったり出会うことができました。 しかし…「うるさいから行かないわ」。  うーん、そうですね(^_^;)

最後に訪ねてくれた、常連さんとは、1時間以上、ゆっくりお話しできました。 だんだん顔なじみになって、「ほら、○○さん、知ってる?」と聞かれることも。 「この人とこの人、つながってるんだ」と知ってもらっていることがとてもうれしかったです。

これまで、仮設住宅のお宅に泊めてもらうことが何度もありましたが、
気を付けているつもりでも、お互いの生活音は漏れ聞こえてしまいます。
お部屋よりも、談話室の方が、広くて、声の漏れなど気にせず、
おしゃべりできるかも…と、なんとなく、感じました。
(かわもり)

「石巻の子どもを取り巻く環境」

2月25日。
にじいろクレヨンの柴田さんから、
石巻の子どもたちを取り巻く環境の現状と今後について、お話をうかがいました。

まちingが石巻に行くようになって、最初に聞こえてきたのは 「公園に仮設住宅が建って、子どもの遊び場がない」 「漂流物や“がれき”を片づけても、ガラスなどが埋まっていて、 子どもが安全に走って、転べる環境ではない」

…という、現地の声でした。

震災から1年たって、その状況はほとんど変わっていません。

それに加え、 柴田氏いわく、場所によって、いくつかの特徴が出てきているようです。

たとえば、まちingが関わっている渡波地区の黄金浜ちびっこ広場周辺。 津波による被害が大きかった地域ですが、徐々に住民が戻りつつあります。 子どもたちは、ボランティアによって安全な土に入れ替えられている 「広場」に自転車に乗って遊びにきます。

住宅も密集していないため(被害を受け、取り壊されているものも多い) 「広場」では、子どもたちは大声で叫んだり、笑ったり、 思い切りボールをけったりすることができます。 それでも、子どもの安全や遊べる場所が限られていることを考えれば、もちろん、十分とは言えません。

今後の遊び場の維持・方向性については、行政の「都市計画」とも関係してきます。

一方、仮設住宅が多く立ち並ぶ蛇田のあたりでは、 海から離れていて、津波の被害を受けなかったということもあってか、 それまで田んぼや空き地だった土地が、宅地として、次々に売れ、 新しい戸建てが、みるみるうちに増えていっています。

道幅も狭く、仮設住宅が多くあり、 その周りには住宅(その多くが震災後新しく建ったもの)が密集しています。 その上、空き地だったところも「ここも家が建つんだ」「だれかの土地なんだ」 という雰囲気が漂い、子どもたちは、そこで遊ばなくなり、 子どもたちは、仮設の通路や入口のアスファルトで遊んでいます。 もちろん、仮設住宅の室内では大声をあげたり、走り回ったりすることはできません。 自然や土と触れ合える環境は、ほとんどありません。

当初、2年間と言われていた仮設住宅の期限が、「伸びるかも」という噂もあり、 このような状態が、まだ何年も続くことも予想されています。

さらに、コミュニティに目を移すと、 小さな川を一本隔てて、昔からの家が立ち並ぶエリアと、 仮設住宅と新しい家が立ち並ぶエリアが隣接しています。

「仮設住宅の住民」「以前からの地域住民」「新たな地域住民」と、 多様な人たちがギュッと密集したエリアで暮らしていることになります。

また、地元の人から、新しく戸建てを建てた住民のなかには、 金銭的な理由から多世代同居を始めた家庭も少なくない…と聞きました。 親族とはいえ、これまで別居だった世帯が、 一緒に暮らし始めることになった家庭も多いということになります。

子どもを取り巻く環境について考える時、地域に沿った現状認識だけでなく、 多様な側面から「何が起きようとしているのか」を考えていく必要があると感じました。

その後、他団体が力を合わせることでできることについて、話し合いました。 (かわもり)

仮設住宅の隣の空き地。向こう側には新しい家が立ち並びます。


仮設住宅の向かいの空き地にも、家が建ちそうです。


						

「石巻の風景~貝殻のある風景:北上川~」

2月25日、道の駅 上品(じょうぼん)の郷 の入浴施設へ行きました。

広くてきれいな温泉保養施設です。 閉館間際だったので、残念ながらカラスの行水…でしたが。

そこで、サプライズ!

館内に飾られた、素敵な絵画の数々、すべて「にじいろクレヨン」の柴田氏が描かれたものでした。

『北上川』 近くで見ると…


なんと、しじみで描かれています!石巻産しじみ。

石巻の、石巻(で採れたしじみ)による、すべての人のための絵。

石巻を愛する、柴田さんだからこその絵だな~と、染み入りました。 本当に、素敵な絵です。

このほかにも、私たちが見つけただけで4点、ありました。 みなさまも、上品の郷へ行かれた際には、ぜひ、探してみてください。

(かわもり)

手ぬぐい寄贈のご報告

2012年2月25日(土)

先日サイトでも募集をしていた手ぬぐい、 新宿区社会福祉協議会のボランティアセンターを通じ、 新宿・四谷の地域の皆さんにご協力いただき、なんと150枚集まりました。

★ご協力いただいた方
四谷清掃協会様
新宿区更生保護女性会 会長 坂本悠紀子様

様々な柄の手ぬぐいに大興奮!

この手ぬぐいは、
石巻の子どもたちが、剣道をするときや、
子どもたちの遊びの活動の中で大切に使わせていただきます。

ありがとうございました。

(かわもり)

「ほっこりカフェの予定が…」 2/25

2012年2月25日。
朝、東京を出て、お昼から石巻でほっこりカフェ…の予定です。
ところが…。
福島に差し掛かったあたりから、すごい雪・雪・雪!
仙台から、通常、1時間ちょっとで石巻に着くはずの高速バスが、
なんと5時間近くかかって、夕方、やっと石巻に到着となりました。

高速バスの「閉じ込められている5時間」、いろいろなことを考えました。

渋滞で身動きとれない上に、外は吹雪、民家も少ない。 まったく状況がわからず、見通しも、先行きもわからないまま、 ただただ外を眺めて過ごす時間。

トイレや水・食料の不安に襲われ、
当初、万全の準備を整えて石巻に来ていたはずが、
“慣れ”とともに、徐々に軽装備になり、
いま、不安を和らげてくれる準備は、何もない。

バスには、石巻にボランティア活動に行く人が大勢乗っていました。 具合の悪くなる人。 イヤホンをつけてテレビゲームに没頭する人。 咳の止まらない人にそっとのど飴を差し出す人。 イライラを露骨に表現し、運転手さんを責める人。

震災後、1年が過ぎようとしているいま、 「ボランティアとはなにか」そして、自らのあり方を問い直す機会になりました。

それにしても、 バスで「Uターン、します」というアナウンス、初めて聞きました。。。

(かわもり)

「移動式子ども基地」in石巻 2/26

2012年2月26日(日) 
10:00~15:00 
場所:石巻市渡波小学校
担当:星野、大野

内容:

第9回移動式子ども基地を石巻市渡波小学校で開催しました!
現在は仮校舎で授業が行われており使用されていません。海岸線からも近く、1.5~2m程の高さの津波が到達した地域です。
依然として家屋の取り壊しが周辺では続いており、
地域環境は目まぐるしく変化しています。

校庭には前日の雪が積もっていましたが、33人もの子どもたちが来てくれました!

何にも縛られることなく、子どもたちの自由な意思から至るところで自然と遊びが生まれ、たくさんの笑い声が溢れていました!
大人も子どもも一緒に幸せな時間を共有してきました。

「かんちゃんin渡波小学校」

2歳の男の子。

この日は一緒に来たお姉ちゃんやお母さんの傍を離れ、
軍手の指部分まで達しない程の小さな手で、一生懸命雪だるまを作ったり、
紙皿を使って雪面にお絵かきをしたりしました。
いつも懸命に僕に何かを伝えようとしてくれますが、何を言っているのか聞き取れません(笑)
でもカメラを向けると「撮れたぁ~?」と可愛い笑顔で応えてくれました。

「雪だるまづくり~!!」

「お茶が飲めたり、ゆっくり遊べる場所もありますよ~」

震災後に転校を余儀なくされた小学3年生の女の子は、

久々の友達との再会にとても嬉しそうでした。
なかでも車のタイヤを積み重ね作られた丘の上から、段ボールをそりにして滑る遊びに大興奮っ!!
最初は小さい段ボールを使いみんなが一人ずつ滑っていましたが、
そのうち大きな段ボールを使いみんなで一緒に滑ることを発案♪
最大5人で勢いよく滑り落ちていきます。
よほど楽しかったのか何度も何度も、「ゆーたん!早く押してよー!!」と僕に背中を押させます。
いくらやっても笑いが止まらない子どもたちに、心から癒されました。

「わくわく雪ぞり~!!」

 

「子どもと親御さんも一緒にお昼ご飯」

遊びが終わった後にスタッフ間で行った振り返りでは、

多くの喜びの声が聞かれました。
当初子どもたちの言葉は「~してもいいですか?」だったが、
そのうち「~したい!」「~しよ!」に変わったことが嬉しかったという声や、
これまでで最大となる33人の子どもたちが来てくれ新しい友達ができたこと、
さらに地域のお母さん方と交流できたことに対する喜びの意見も聞かれました。

地域コミュニティの核であり、子どもたちにとっては一番身近な遊び場でもある小学校。

けれど小学校のグランドが仮設住宅団地に変わった所も少なくありません。
これからも子どもたちの遊び場づくりを通して、地域のコミュニティが新たに育まれていく速度に歩調を合わせ歩んでいきたいです。

次回も楽しみです!こうご期待!

協働団体:め組JAPAN http://maketheheaven.com/megumijapan/

*日本財団ROADプロジェクト

「移動式子ども基地」in石巻→福島 2/25

2012年2月25日(土) 13:00~15:00 
場所:石巻市あけぼの集会所→福島県縦断  
担当:星野、大野

内容: 

第9回移動式子ども基地をNPO法人にじいろクレヨンさんと協働し、
石巻市あけぼの集会所で実施するため東京を朝8時に出発。
13時頃に宮城県石巻に到着すべく、雪が舞うなか快調にかんちゃん(1.5tトラック)を走らせていましたが・・・。
何と大雪のため福島から高速道路が通行止めに・・! 

一般道も大渋滞となり、もはや予定通りの石巻到着は不可能。

車内は混乱と、どよめきに包まれ、誰もが茫然となりました。
しかし!!こんな時こそポジティブシンキング!!
これも何かのご縁と信じ、
パンダぬいぐるみのパン君・パンちゃんで「福島の子どもたちに笑顔を届けるプロジェクト」を車内から敢行!!
「笑顔を届けようプロジェクト!!」

 

高校生から目をそらされることもたびたびでしたが、

めげずに手を振り続けること20分。
隣になった車に鼻水をがんがん垂らしている1歳半程の女の子が!
揺れるパンダに最初は目を丸くしていましたが、
次の瞬間車内からトラさんのぬいぐるみを取出し手を振ってくれましたー!!
その笑顔にこちらまで大笑顔に。。

「雪初体験のかんちゃん」

その後もたくさんの子どもたちと手を振りあい、

幸せな時間をもらうことができました。
みんな本当にありがとう!
またのご縁を楽しみにしています!

*日本財団ROADプロジェクト

「3.11 Pray ∞ Love,Day 」 大切な人に想いを伝えよう!

3月11日、震災から1年。
今だからこそ、普段なかなか言えない想い、伝えてみませんか?

 

3.11 Pray ∞ Love, Day  - 愛と感謝を伝える日 -

 恋人  に 「好きだよ」。
ともだち に 「ありがとう」。
 家族  に 「愛してるよ」。





2011年3月11日に発生した東日本大震災。

私たちは、あたり前だと思っていた日常が、
かけがえのない瞬間の積み重ねだと知りました。
多くの“ご縁”が失われ、誰かとつながっていることが
チカラになると感じました。
「ひとりじゃない」「明日がある」。 
そう思えることが、勇気になると感じました。

いのち、つながり、 これからの 出会い…。 そのすべてに「ありがとう」を伝えたい。

3月11日。 命と平和に祈りを捧げる日。 大切な人に想いを伝える日。

愛と感謝を伝える Pray ∞ Love,Day.





◆参加の仕方
・大切な人や、大事なモノに、想いを伝えましょう。
・伝え方は自由。
・手紙、メール、電話、カード。
・直接会って、笑顔を添えて。
・きゅっと、抱きしめて…。
・渡せなくても、カードの数だけ、きっと、強くなれる。







◇「震災の時、『大丈夫?いつでもうちに来て』とメールをくれた故郷のともだちへ
今、わたしが頑張れるのは、あなたのおかげ。ありがとう」

◇「積み木さん。いつもあそんでくれて、ありがとう」

◇「手紙でごめんね。いつかちゃんと、ありがとうって、言うね。 お父さん」

◇「おなかのあかちゃんへ。地球が生まれた日から続く命のリレーがあなたにつながっているんだね。 遠い昔のご先祖さまにも感謝の気持ちでいっぱいです。いろんなことを教えてくれてありがとう」


						

「子どもと一緒に遊び場づくり」in石巻 2/19

「子どもと一緒に遊び場づくり」in石巻 2月19日

場所:石巻市黄金浜ちびっ子広場

担当:星野

内容:

め組JAPAN&地域住民が運営している黄金浜のちびっこ広場を支援しています。

石巻市の渡波地区にある黄金浜ちびっこ広場で、

第1回子どもと遊び場づくりワークショップを開催しました。
この地域は、津波により1階部分を被災していて住んでいる方も少なくっている地区で、
山積みになった瓦礫やガラスの破片などをボランティアが一つ一つ片付け、
他から土を持ってきて造成して出来たのが、この黄金浜ちびっ子広場です。

そこで、子どもと一緒に、地域と一緒にその広場の未来を考え、

共に材料を集め、草木土などの自然素材や廃棄物を再活用して、
自らの手作りでつくる「アースシップな遊び場づくり」をしていきます。

午後になると子どもたちが集まってきて、いよいよワークショップスタート!!

①まずは3チームに分かれて「ちいさな自分づくり」
画用紙で、指サイズの自分の模型をつくりました。

②モノの大きさを自分の体で測る「体ものさしWS」

広場にある様々なモノを自分の体を使って大きさを測り、体感しました。
巨大なモノは、みんなで手をつないで大きさを測りました。

③粘土で広場づくり「あったらいいなー、こんな広場」

粘土や廃材(私たちにとってはお宝モノ)を使って、
グループごとにちいさな自分模型を基準にして
広場の模型をつくりました。また、絵や図面も描きました。

『手動エレベーター、のぼり棒と高い所の休憩所、

ぐにゃぐにゃトンネル、ゴーゴー焚き火コーナー、
ネットの橋、丸太、ターザンロープ、動かない車、
シンボル塔と滑り台、小型ティピ、空を見るための樽の家、
土俵、池、お風呂、花壇・・・・など』いろいろなアイディアが出てきました!!!!

 

④最後に広場の名前を決めて「発表会」
名前はAチーム『元気いっぱい公園』Bチーム『グーニーズ公園』
Cチーム『たからじま公園』に決定し、みんな思いを込めて発表しました。

ちなみに現在は、様々な団体・個人のご協賛・ご支援のお陰で

津波で流された巨大酒樽(持ち主の許可済)や2つの土管、土の小山が届きました。
まずは、これらを活かし『子どもと一緒にアースシップな遊び場づくり』を開催していきます。
ご協賛いただいた皆様、誠にありがとうございました。

なお、今も土管や丸太(間伐材)の寄付も募っています!!!

ご提供のほど、よろしくお願いいたします。

め組JAPAN http://maketheheaven.com/megumijapan/

*日本財団ROADプロジェクト

パネルディスカッション in こども環境学会3/11

3月11日にこども環境学会の「復興支援シンポジウム」があり、
コドモ・ワカモノまちingの代表星野がパネルディスカッションに参加します。
これまでの震災復興支援活動の報告や実体験で感じたこと、
現地のコドモの声や新たなご縁・つながりを話します。
日時:3/11(日)午後1時30分~5時
場所:東京大学医学図書館 (東京都文京区本郷7-3-1)
参加費:無料(申込不要ですので、直接会場へおいで下さい。お問い合わせはこども環境学会まで。)
主催:公益社団法人こども環境学会
内容:
午後1時 開場、午後1時30分 開会のあいさつ
午後1時45分 基調講演「こども参画によるこどもにやさしい復興まちづくり」
講師予定者
仙田満(放送大学教授、こども環境学会代表理事)
小澤紀美子(東海大学教授、こども環境学会会長)
汐見稔幸(白梅学園大学学長、こども環境学会副会長)
木下勇(千葉大学教授、こども環境学会理事)

午後3時~5時パネルディスカッション

一連のシンポジウムの総括とし『子どもが元気に育つ復興まちづくりガイドライン』を策定、
今後の被災地域への支援のあり方について検討します(参加予定者、順不同)。
天野秀昭(大正大学特任教授)
石原健也(千葉工業大学准教授)
小林純子(NPOチャイルドラインみやぎ)
西本由美子(ハッピーロードネット)
早水研(日本ユニセフ協会専務理事)
清水將之(元関西国際大学教授)
津田知子(セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン)
星野諭(コドモ・ワカモノまちing)

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*復興プラン作品展も予定

こども環境学会が実施した「東日本大震災復興プラン提案競技 知恵と夢の支援」の作品を展示します。

詳細はこちら


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