コドモの力はむげんだぜ!

2012年4月

こども環境学会2012大会 in仙台 4/21,22

仙台で行われたこども環境学会2012年大会に参加し、
コドモ∞ムゲン・プロジェクトの活動を報告をしました。

またこどもの参画・こどもに優しいまちづくりをテーマに開催された今回の大会では、

ジュニアリーダーと呼ばれる地域で奉仕活動や子どもたちと遊ぶ活動をする
宮城県内の多くの中高生が参加し、これまでの事、そしてこれからの事を議論してくれました。
真剣な眼差しで、時に笑い、時に涙を流しながら大人側がはっとさせられる様な意見を述べる姿。
自分たちのふるさとを復興させたい、豊かなまちにしたいという、
彼らの本気の想いがずしずしと伝わってきました。

たくさんの素敵なご縁にも恵まれ、多くの方々と繋がることができました。

今後様々に連携し活動していく仲間も増えました。

震災から1年が経ち、これからまさに同じ仲間として子どもの声を聞き、

役割を与え認めながら、まちを地域を最低10年間育んでいきます。
まちのために、コドモのため、未来のために、ご支援の程よろしくお願い致します!!

支援方法(資金・人・モノ)

http://mugen.k-w-m.jp/support

子どもと一緒に遊び場づくり in石巻4/15

2012年4月15日(日) 
10:00~16:00 
場所:石巻市渡波(わたのは)  黄金浜ちびっ子広場
担当:星野、大野

内容:

石巻市渡波(わたのは)にある黄金浜ちびっ子広場で移動式子ども基地を開催しました。
ここではめ組JAPANと協働し、
子どもと一緒に時間をかけつくるアースシップな遊び場プロジェクトが始動中です!
子どもと一緒に、地域と一緒にその広場の未来を考え、共に材料を集め、
草木土などの自然素材や廃棄物を再活用し、自らの手作りでつくっていきます。

午前中は自由に遊びました。廃棄されていたみそ樽を活用した巨大樽クライミング、

遊具に変身する丸太の皮むき、ブーメラン、手作りシーソー、手作り丸太クライミングなどなど、
子どもたちが自由に選択し遊びました。

1週間前に作った手作り丸太クライミングに挑戦した3年生の女の子は、

怖がりながらも切り込み部分を必死にたどり登っていきます。
怖さもあるし、危険もゼロじゃありません。
でもだからこそ、子どもたちの感覚が研ぎ澄まされ、危険に対し慎重に対処しようとします。
丸太の切り込みは上に行くほど間隔が大きくなり、体が大きくないと登れないようになっています。
今登ることができる高さまで達し降りてくると、
満面の笑みで「あー怖かったー!!もう1回やりたいな!」と大興奮の様子でした。

お昼は黄金浜ちびっ子広場恒例のみんなでクッキング!です。

この日はうどん入りのお鍋。
小麦粉を練るところから始め、竹で伸ばし、子どもたちが包丁で切り、
それを地域の方やボランティアの方が見守ります。
ラップされた小麦粉を丁寧に揉む子がいれば、
「おしりで1,2,3~、おしりで1,2,3~」と歌いながらお尻で揉む子も(笑)。

切られたうどんも、子どもたちの個性そのものです。

細長くきれいなものもあれば、
ペンネのような小さいものからネックレスの様に繋がったうどんもあります。

出来上がった皆の個性が詰まったうどん鍋を、

皆で頂く時間は幸せそのもの。
「うまいっ!!」「おいしいぃー」「このうどんは俺が切ったやつだよ!」
色んな声が聞かれた最高の時間でした。

そして午後はついに津波の塩害により伐採された木材を利用した遊具、

手作り丸太クライミング2号の制作です!
皮をむき、横に倒した丸太の上を引っ張り運び、ロープを使い立たせ、
1m程穴の中に埋め、切り込みを入れたら完成っ!!

重機も何もないからこそ、知恵を絞り、またより多くの人の手が必要になり、

子どもたちやお母さん方が力を貸してくれます。
そこに愛着が生まれ、繋がりのきっかけになることを願っています。
まだまだ始まったばかりですが、
一人でも多くの子どもたちや地域の方が、
いつだって関われるように、すぐに完成させない遊び場づくりをゆっくりと進めていきます。
次回も楽しみです!!

め組JAPAN http://maketheheaven.com/megumijapan/

 

意見交換会&子ども勉強会 in石巻 4/14

2012年4月14日(土) 
19:30~22:00 
場所:IRORI(いろり)コミュニティカフェ
担当:星野、大野

内容:

子どもの環境や遊び場づくり等に関する専門家である千葉大学の木下勇教授と
英国シェフィールド大学のヘレン・ウーリー准教授をお招きし、子どもの遊び場などに関する講演をして頂きました。
木下先生が見せてくださったイギリスのストリートパーティの様子にはみな大興奮!
封鎖した道路に芝生や砂を敷き詰め、地域住民主体でワイワイイベントが行われていました。
石巻でもやりたい!とワクワクがとまりません笑


またこれまで子ども支援を主とする団体が数多くの石巻に入っていながらも、
横の繋がりや連携した活動がとられていませんでした。
そこで、各団体の活動エリア・活動内容、さらにそこで抱える課題などを共有し、
今後の活動に活かしていこうと、当勉強会を企画しました。

地元の方、活動団体、専門家の方々が15名ほど集まり、
様々な意見を交換することができました。

さらに!その後の食事の席でなんと早速ワタノハスマイルプロジェクトさんとのコラボが決定!!

都内でガレキ=まちのカケラを用いたワークショップを行っていきそうです。
乞うご期待です!!

プレイワーカー研修会in石巻4/14

4月14日(土)18:00~19:00

場所:にじいろクレヨン事務所

担当:星野

 

内容

NPO法人にじいろクレヨンのボランティアさん向けのプレイワーカー研修会をしました。

「感じる力」「つながる力」「創造する力」をテーマに
感性・実践力・企画力・調整力などの育成を目的にしています。
初めにこれまでの活動の経緯や理念、子どもを取り巻く環境や思いを話し、
感性の育みワークショップを実施しました。

まずはB5の紙にそれぞれ3分間、筆をとめることなく絵や模様を自由に描きました。

余白やバランス、記号など頭脳で考えるのではなく、
感じたまま筆を動かしつづけるのがポイント。
完成して、みんなの作品を並べてみると一つとして同じものは無い。
同じ時間、同じ場所、同じ道具でも、一人一人まったく違う表現をする。
そう、それが個性・感性!

遊びも同じ。走りたい子もいれば、ぼーっとしたい子もいる。

みんなで遊びたい子もいれば、1人でいたい子もいる。
その個性を受け止め、多様性の豊かさを感じるのがまずプレイワーカーにとって大切です。

次に2人ペアになり、恒例の「クジ遊び」による頭を柔らかくするトレーニング。

クジで決めた「体のパーツ」×「打楽器」でムゲンの遊びを作りました。

モノの可能性、自分の可能性を引き出し、固定観念を取り、感性と感性の融合で、
8分間で30種類以上の世界初の遊びを創りだしました。

みんなの感性はムゲンだぜ!

「移動式子ども基地」in石巻(集会所)4/14

4月14日(土)16:00~17:30
場所:石巻市あけぼの集会所 
担当:星野、大野

内容

NPO法人にじいろクレヨンさんと協働し、
あけぼの集会所で移動式子ども基地による出前遊びを開催!
周辺地域の子どもたちが集まり、たくさんの打楽器と昔遊びで遊びました。

紙の手裏剣やたくさんの打楽器、

コマまわしなどのたくさんの手作り玩具に囲まれて、
こどもたちは大声で遊んでいました。
特に手裏剣の投げっこは大人気で、みんなで投げ合っておおはしゃぎ。
ボランティアさんにオリジナルの手裏剣を作ってとおねだりする子もいました。

途中、手裏剣が蛍光灯に挟まり、机にのっても届かない。

棒をつかっても届かないで、弱に奥に行ってしまう。
しかも、大人はあえて手を貸しません。
そこで、子どもは2人で協力して、2本の棒をつかって、やっと取ることができました。
子どもが困るとすぐに大人は手を貸してしまいがち。
しかし、子どもの力を信じて、じっと見守ることで知恵が育まれていきます。

さらに、使用済ガムテープを丸めたボールで野球したり、

たくさんの打楽器を感性の思いのままに叩いて揺すって鳴らして、楽しい演奏会にもなりました。
コマまわしにチャレンジしている子はなかなかうまくいかず悪戦苦闘していました。
もう少しでまわせるところまで行ったのですが、後は次回へのお楽しみ・・・。

室内とはいえ、走りまわったり、飛び跳ねたり、子どもたちに遊びを強要することなく、

自分で好きに選び、遊びと遊びがマッチングし、狭い空間で有機的に遊びが展開され、
大人も子どもも一緒に楽しみました。

協働団体:にじいろクレヨンhttp://kodomohinanjoclub.cocolog-nifty.com/blog/

「移動式子ども基地」in石巻(仮設住宅)4/14

2012年4月14日(土) 
13:00~15:00 
場所:石巻市旭化成パワーデバイス仮設住宅
担当:星野、大野

内容:

石巻市須江にある旭化成パワーデバイス仮設住宅にて、
現地NPO法人にじいろクレヨンさんと協働し移動式子ども基地を開催しました!
約200戸の仮設住宅ですが、20名近い子どもたちと親御さんが来てくれました。

まずはスタッフ間でしっかり打合せをし、各自の想いや今日の目的・目標を共有します。

ところが時間前から子どもたちは遊びたくてウズウズ。
今か今かと打合せが終わるのを待ち構えています(笑)

定刻になると子どもたちが一斉に部屋の中へなだれ込んできて遊び開始!

室内では座布団を使ったチャンバラ、ダルマ落としや跳び座布団をしたり、
粘土を使って静かに遊ぶコーナーもあります。

粘土遊びでは小学2年生の男の子による鉄砲づくりワークショップが開催!

「おじさんはライフル銃ね!レーザーでるとこ作るの忘れないでね!」
「先っちょはこうだよ!少し飛び出てるんだよー」
拘りのディテールを目指す厳しい指導が入ります(笑)
本人は大作:魔人ジュウが完成し大満足のようでした。

外ではお馴染み巨大コリントによるビー玉転がしや積み木遊びで大盛り上がり。

積み木では、形も大きさも素材感も異なるものを使い、
時計塔のある大きな町を作ってくれました!
「うーん、でも人がいないと何か寂しいなー」と今度は人も作ります。
しかし完成し登場したのは何故か星のカービー!
子どもたちの感性が炸裂した瞬間でした。

この日嬉しいことに、

昨年11月に遊んだ男の子が隣の仮設住宅からやって来てくれました。
前回会った時はトラックの上に上がる梯子を怖がって登れなかったのに、
この日は「もう2年生だから怖くないよ!大丈夫だよ!」と果敢に進んでいきます。
前回は見ることの出来なかったトラックの上からの景色に、
大興奮の様子でした。
現地と繋がりを持ち、継続的に活動するからこそ見られる子どもたちの変化や成長に感動させられました。

本当に素敵な時間をどうもありがとうございました。

次回も楽しみです!

協働団体:NPO法人にじいろクレヨンhttp://nijiiro-kureyon.jp/

「移動式子ども基地」in石巻(仮設住宅)4/13

2012年4月13日(金) 
13:00~15:00 
場所:南境第4仮設住宅団地
担当:星野、大野

内容:

石巻市内では最大級規模の南境第4仮設住宅団地にて、
現地NPO法人にじいろクレヨンさんと協働し移動式子ども基地を開催しました!
 20名以上の子どもたちが来てくれました。

女の子たちは色とりどりの布をまといファッションショー。
部屋を暗くし座布団の上を可愛らしく歩いていきます。
何だか気が良くなったのか、僕をしもべと呼び出し、
「外を歩いて回るから付いてくるのだ、しもべ!!」と仮設住宅団地内を練り歩きました。

すれ違う住民の方も思わずにっこり微笑んでくれます。
子どもは自然と人と人を結んでくれます。

その頃、室内では粘土工作をしました。

ゆったりとした時間が流れていきます。
遊びを強制することなく、彼らが自分で遊びを選び、
それぞれのペースで遊べる時間となりました。


みんなありがとう!
次回も楽しみです。

協働団体:NPO法人にじいろクレヨンhttp://nijiiro-kureyon.jp/

子どもと一緒に遊び場づくりin石巻4/8

2012年4月8日(日)10:00~16:30
場所:黄金浜ちびっこ広場(石巻市)
担当:星野

「間伐材や廃材を活用した遊具づくり②」

昨日に引き続き、石巻の黄金浜のちびっこ広場で、
津波の塩害による間伐材を活用した遊具づくりをしました。
この日は、巨大みそ樽クライミングと手づくりシーソーをつくりました。
直径2mの巨大みそ樽の中に木っぱ(小さい木片)を打ちつけ、
立体的な3Dクライミングやフックづくりをしました。
「ここでハンモックをかけて、樽の中で寝たい」という
子どもの発想はワクワク感いっぱいでした。

次に隣の家の解体した丈夫な5寸柱を使い、

のこぎりとノミしか無いため金具をつかわない手作りシーソーに挑戦しました。
85歳くらいの大工の杉さんと相談しながら、間伐材の丸太を何回も削り、
何回も切って、ついに土台が完成しました。
そして、シーソーの乗る部分もノミで半円に削り、
いよいよ合体!左右のバランスはよく、みんなで乗ってみたところ、
動くには動くのですが、斜めにぶれたり、土台がすべったり、
3回くらいトライ&エラーを繰り返し、結局は次回に繰り越し。
でも、そのプロセスとチャレンジ精神が大切!!
重機や金物をつかえばすぐにできるが、無いことが逆にいいこともある。

「○○が無い、○○が出来ない時こそ、その過程で知恵と絆が生まれる!!」

という日々の活動のモットーである「ピンチをチャンスに」を改めて実感しました。

黄金浜ちびっこ広場は、廃材を拾い、洗いながし、釘を抜き、間伐をして、

皮をむき、削り、切り、組み立てる・・・世界一、手間と時間がかかる遊び場かもしれません。
しかし、世界一、みんなの祈りや愛が入った、ハートのつぶつぶいっぱいの遊び場ができそうです!!

 

 

引越し「思い出と共に新たな出発」

以前、移動式子ども基地(プレイトラック)で行った石巻市渡波小学校で出会った子どもが、
今日引越しをするということで、黄金浜ちびっこ広場に最後の遊びに来ました。
家族で石巻から仙台に引越しをするということで、め組JAPANのボランティアさんが
引越しの搬出入のお手伝いをしている間、1日中遊びました。

車で黄金浜ちびっこ広場に行って、サッカーや巨大みそ樽で遊び、炊き出しを食べ、

廃材で剣をつくり、いつも通りの遊びをしていました。
そして、最後にみんなでサッカーボールに寄せ書きをし、
彼と初めに出会っため組JAPANのケロちゃんが渡しました。
照れくさそうに「ありがとうございました」と受け取り、みんなで記念撮影をしました。

「バイバイはしないよ。いってらっしゃい!また、来てね!」ということで、

黄金浜ちびっこ広場を去りました。

帰る途中に最後に自分の家があった場所を見たいということで、車でいきました。

そこには、木片一つなく、砂と砂利だけのお家でした。
「あ~何もなくなっている・・・。」「ここでこんな遊びをしたんだよ!!」と教えてくれました。
そして、お別れの時「仙台に絶対に来てね!」と一人一人と堅い握手をしてお別れをしました。

この1年間、彼はいろいろなことを感じ、いろいろな人と出会い、新たな旅立ちをしました。

12才の彼にとって、大震災の影響はあまりにも大きかった…。
だからこそ、私たちにできることは、子どもたちの原体験を少しでも豊かにすること、
このご縁を育み続けることだと強く感じています。
「みんなで仙台に遊びにいくぞー!!」

担当:星野

子どもと一緒に遊び場づくりin石巻4/7

2012年4月7日(土)10:00~16:30
場所:黄金浜ちびっこ広場(石巻市)
担当:星野

「間伐材や廃材を活用した遊具づくり①」

石巻の黄金浜のちびっこ広場で、津波の塩害による間伐材を活用した遊具づくりをしました。
まず、子どもたちは10本ほどの間伐材の皮むきをしました。
いつもサッカーばかりしている子どもたちが、今日は必死に皮むきに挑戦!!
大きく剥けた時は「とったどー!」と皮を持ちあげ、自慢げに見せに来ます。

そして、直径35㎝、長さ5mくらいの1本を選び、棒形ロッククライミングを

つくることになりました。しかし、重機もないし、子どもたちが行う…
そこで、先人の知恵「エジプトのピラミットに挑戦」ということで、
小さい間伐材を平行に敷き、柱はロープでしばり、テコの原理で持ちあげ、
みんなで「よいしょ、よいしょ」と引っ張りました。
大人でも持ちあがらない丸太だったので、初めはみんな本当に動くのか不安でしたが、
子どもと決めた設置場所まで30mくらい丸太を移動しました。

また、みんなで1mくらい穴を掘り、のこぎりで切り込みをいれて

手をつかむ部分をつくり、ロープを引っ張って棒を立てて、
石や土を入れ固め、ついに完成しました。

他にも、周辺から取り壊した家の建築資材や家具(産業廃棄物)をもらってきて、
縁側デッキや遊具の材料集めをし、
アースシップな(人と環境にやさしい)遊び場づくりをしています。
この日は杉さんという85歳くらいの地元の大工さんがプロボノ(特技を活かしたボランティア)で参加。
「昔は機械も材料も何もなかった。そこにあるモノを工夫してつくっていた」と。
集めてきた木材や家具はもちろん、抜いた釘を一本も無駄にしない杉さんに脱帽です。


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