
9月18日(木)13:00~19日(金)15:00
場所:川崎生涯研修センター、川崎市子ども夢パーク、駒沢はらっぱプレーパーク
担当:星野、大野
3.11震災復興支援活動「コドモ∞ムゲン・プロジェクト」の一環として、
今年度からまず2年間、福島県内の遊び現場に関わる方を対象とし、
「室内・外の遊び場づくりのプロフェッショナルの育成」を目的に、宿泊型のプレイワーカー研修を実施致しました。
参加者からは、
「多くのことを感じられた。座学だけでなく現場で感じることができて良かった」
「大変勉強になった。机上とは違う、リアルな学びを得られた。」
「福島の団体同士で横の繋がりをつくれたのが良かった。どんどん繋がっていきたい」
「改めて福島の厳しい環境を思い知った面もあったが、やれることも見つかった。挑戦したい!」
などの声を頂きました。
※以下、実施内容
①TOKYO PLAY代表 めだかさん(嶋村仁志)
ワークショップを交えながら、子どもの「遊ぶ」に関わるプレイワーカーとしての、
心構えや姿勢、またリスクマネジメント等のお話をして頂きました。
「子どもたちが自分で自分の”今”を決められることの重要性」
「高度にプログラム化されたエンターテイメントは、”遊び”の代わりにはならない」
といった遊ぶ場における重要点や、
子どもの遊びのツボや、遊びへの入り方など、「遊ぶ」を支援するうえで必要な、
技術的な点を伝えて頂きました。
②コドモ・ワカモノまちing代表かーびー(星野諭)
弊団体が制作した遊びをクリエイトする力を引き出すツール「感育まちキット」を使い、
今だけ×ここだけ×私たちだけの遊びをグループ毎に創ってもらい、
身近な資源(ヒト・モノ・コト)をかけ算することで、新しい価値が創造できることを実感してもらいました。
また移動式子ども基地(プレイトラック)や宮城県石巻でのストリートパーティの事例を見てもらい、
遊びの可能性を感じて頂きました。
③川崎市子ども夢パーク&駒沢はらっぱプレーパーク
2日目は実地研修ということで2箇所の視察を行いました。
川崎市の取組みの一環の中に位置づけられる子ども夢パークでは、
行政との関係性や仕組みの部分を、
駒沢はらっぱでは、地域のコミュニティの中で遊び場を運営していくうえでの、
地域住民との関係性やノウハウをお話頂きました。
そして共に現場で子どもと関わるプレイリーダーから投げ掛けや姿勢などをお伝え頂きました。

常に時間が足らなくなるほど積極的な質問を常に頂き、意識の高い会となりました。
参加者のみなさんの反応や質問のなかで改めて福島の現状を知ることもできました。
残り4回の研修では、さらに福島のニーズに合わせた内容を提供していきます。
ご参加頂いたみなさん、ご協力頂いたみなさん、本当にありがとうございました。