コドモの力はむげんだぜ!

2015年10月

プレイワーカー研修@石巻

【日時】10/27(火)
【場所】石巻市

 NPO法人にじいろクレヨン(石巻の子ども活動団体)のスタッフ合同研修会①を行いました。

まず、遊びの価値を共有するために、遊び(遊ぶ) とは?「遊び」が奪われたらどうなる?
子どもの頃楽しかった遊び・原体験を各グループで話し合い、理想の遊び場とはどんな場なのか?
今、自分たちの地域でその遊びの価値がキープできているかどうかをグループで話し合いました。

次に、課題の共有ということで4間(時間・空間・仲間・すき間)の欠如や無縁社会の子育ての課題、石巻の子ども環境のシェアをしました。

そして、遊びによって体と脳(心)が育まれることや人間になること、自分が主役の物語をつくることなど遊びの価値を改めて考えてもらいました。
その後、大人の関わり方や子どもと一緒につくる場やルール作りなど、これまでの10年間の活動を中心に話しました。
空き家を改装した子ども基地やプレイトラックによる遊びの出前による多世代交流や地域で子どもを見守る関係づくり、
地域資源を活用した子どもとまちづくり、自然体験キャンプや乳幼児やパパママとの居場所づくりなど、
豊かな遊び場のためのポイントを話しました。

子どもイベント&講演会その他@新島(東京都)

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【日時】10/23(金)~25(日)
【場所】東京都新島村(新島)

3.11震災復興支援活動に3年間でバザーの寄付を総額462,122 円を支援(支援団体:Niijimaちょっくらいいことプロジェクト、協力:新島高校ボランティア部など)していただいている新島に、活動報告&お礼、子どもの遊びイベント、子育て講演会、まちづくりワークショップ、いろいろな団体・個人(こどもくらぶ等)と交流をしてきました。海もまちも人も素敵で3泊4日がアッという間に過ぎていきました。

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<1日目>
学校の放課後の校庭に遊びを出前しました。段ボールで秘密基地や巨大船など好きなものを作って遊びました。
想定の3倍の子どもが参加し、島のほとんどの子どもたち130人以上の子どもが参加してくれました。
今回は、ダンボールを積む、かます、たてるなど、なるべくガムテープを使わず、紐や切れ込みだけでつくりました。
50人くらい入れる立体船や潜水艦のような船、かわいい窓付のお家やお店など、
好きな場所で好きな人と世界でたった一つの巨大な作品を作っていました。
他にもダンボールを開いてそのまま乗って引っ張ったり、机やイスなどの模型などもつくった子どももいました。
子どもたちにとって遊びは、プロセスで様々な関係生や知恵が育まれると共に、
ワクワク・キラキラの感性や感動の芽が育まれ、その瞬間がもっとも大切な価値です。
それを先生や地域の大人たちにも見ていただけたことも、とてもよかったです。
夜は、支援していただいている地元の団体と交流させていただき、子どもたちもみんな兄弟のように仲良く、
人もまちもみんなナチュラルで、素敵なナナメの関係やコミュニティがここにありました。
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<2日目>

午前中は、障がいのある子どもの親たちやそれを支える仕事をしている人たちとのお話会を行い、
第三者の居場所をどのようにつくるのか、つながるのか、支えあえる関係をつくるのかの話や相談をしました。
午後は子育て講演会。小学校の体育館で、遊びの価値や原体験、社会的課題の共有、実践事例紹介や震災復興支援活動、
大人の関わりやルールづくりなど、みんなで座布団に座ってお話をしました。
また、遊び脳をつくるワークショップで、おしり×段×坂×島あそびをしました。
また、子どもたちは体育館の後ろで昨日に引き続き、段ボールあそびをしていました!
さらに、夜は子育てまちづくりワークショップとして、各グループ「今だけ×ここだけ×私たちだけ」の特技や好きをかけ算したオンリーワンの企画や活動を生み出しました!子どもから年配の方、ママパパから市民団体、
学校の先生や教育長、副市長や議員さんなども参加してくれて、多様な講座&ワークショップでした!
講演会

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<3日目>
こどもくらぶの藤沢さんのご案内でまちの魅力めぐりと今後のキャンプのための視察などを行いました。
石山に登って、日本でこの辺りしか取れないコーガ石という軽石で遊びました
(軽くて釘で簡単に加工でき、溶かすと黄緑っぽいガラスになります)。
その後青少年センターやキャンプ場を訪れ、今後やりたいことを出しあいました。
まだまだ、沢山素敵なところがありそうな新島。

みなさんもぜひ新島に足を運んでみてください。

※下記、バザーの様子

   

 

子どものまち・いしのまき2015@宮城県石巻

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【日時】10/3(土)、4(日)10:00~15:00
【場所】宮城県石巻市(はし通り界隈) *石巻駅から徒歩10分

今年も子どものまち・いしのまきが無事に終わりました。

「子どもの夢を応援しよう!子どもが主役のまちをつくろう!」との思いを共有する石巻で活動する20以上のNPOや大学、商店街や企業が協力して2012年に始まった当イベント。
今年は晴天にも恵まれ二日間で石巻の橋通り界隈のまちは、昨年を上回る延べ1200人あまりの子どもたちの歓声に包まれました。
そして今年は両日とも封鎖した道路で老若男女が自由に集い遊ぶストリートパーティをし、
人工芝のうえでのんびり過ごしたり、子どもによるフリーマーケットを開催したりしました。
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近隣の学校でチラシを配布して参加者を募り、6月からこのイベントに向けて準備をしてきた「子ども店長」が、二日間、道路や空き地などで、様々な仕事につきお店を運営しました。
ファッションデザイナー、メイクアップアーティスト、漫画家、大工、ものづくり職人、ラジオDJ、たこやき屋さんなどなど多岐に渡る仕事についた子どもたちがキラキラした瞳で一生懸命に働いていました。
また初日の午前中には石巻市長もご来場くださり、頑張る子どもたちの様子を見学して下さいました。
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漫画コーナーの子ども店長さんは、自作の4コマ漫画(ラスト4コマ目が空欄で参加者に自由に描いてもらい漫画コンテストを行う)を、参加者が描きやすい様に男女向けに2種類描いてきてくれたり、2日目には新作を描いて持参してくれたりしました。
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子どもたちのもっとお店を素敵にしたい、もっとみんなに楽しんで貰いたい、という真っ直ぐな想いが伝わってきました。

そして今年も多くの地元の中学生・高校生・大学生が駆けつけ、

子ども店長としてあるいは子どもたちのサポート役として奔走してくれました。
昨年以上に、地域の子どもたちを支える斜め上の世代の参画と成長を感じました。
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様々な課題にぶつかりながらも、少しずつ少しずつ支援イベントから地域の行事へと生まれ変わろうとしている子どものまち・いしのまき。
ご協力頂いた全てのみなさま、ご来場頂いた多くの子どもたち、親御さん、
本当にありがとうございました。

【主催】:子どものまち・いしのまき2015実行委員会

【共催】:子どものための石巻市民会議/一般社団法人 ISHINOMAKI2.0/NPO法人 コドモ・ワカモノまちing/NPO法人 日本冒険遊び場づくり協会/山形大学地域教育文化学部/石巻市子どもセンターらいつ/NPO法人 ヒューマンフェローシップ/TOKYO PLAY
【協力】:公益財団法人 日本ユニセフ協会/株式会社 竹中工務店/橋通り商店街振興組合/
アイトピア商店街振興組合/NPO法人 にじいろクレヨン/NPO法人 ジャパン・コンテンポラリーダンス・ネットワーク(JCDN)/NPO法人 冒険あそび場-せんだい・みやぎネットワーク/キッズ・メディア・ステーション/ラジオ石巻
【後援】:石巻市/石巻市教育委員会/石巻市PTA連絡協議会/石巻市子ども会育成会/石巻商工会議所/石巻市社会福祉協議会

仮設住宅訪問@石巻市須江

日時:2015年10月3日
場所:石巻市須江仮設住宅
担当:森 玲子
子どもと大人が対等に共にいる空間づくり
今日の石巻は気持ちのいい秋晴れ!

いつもお世話になっている須江の仮設住宅へ。

先月まで一緒に過ごしていた子どもたちが引越していたり、お久しぶりにお会いする方がいたり。

仮設住宅の「次の家」をめぐって、いろんな声を耳にすることも増えています。
そんな中、東京から通う私たちを「友達」と言ってくれて、楽しみにしてくれている人たちがいる。
この先、住む場所が変わっても、この関係をずっと大切にしていきたいと思いました。
また、引越した子どもたちが今でも仮設に遊びにきたり、親同士連絡をとったりしていることをお聞きすることもありました。
この関係は、今だけじゃない、未来に続いていく…そうあってほしいと心から思いました。

スタッフ勉強会@石巻

日時:2015年10月2日
場所 :NPO法人 にじいろクレヨン(宮城県石巻市)
担当 :森 玲子
◎団体支援(研修)事業
●第3回「対人支援の基礎③」
 ・対象理解③-関わりの中から「ヒント」をつかむ-
 ・人を取り巻く「社会」の状況-さまざまな社会課題を知る-
 ・ソーシャルワークにおける「社会」と「人」の捉え方
 ・事例検討(アセスメントの基礎)

石巻のNPO法人、にじいろクレヨンの遊びやコミュニティに関わる活動を担当するスタッフとともに研修をしました。
たくさんの人と出会いながら活動しているスタッフと一緒に、
普段は意識していない自分の「振る舞い」を意識してみたり、
相手の言葉だけではないメッセージをキャッチしたり、
言動の背景やその人の歴史に目を向けたり。
いろんな体験を共有しながら、たくさん話しをして、自己点検。
活動へのヒントを得るだけでなく、その場にいるメンバー同士、お互いのことをもっと知りたくなりました。
普段会っている人たちとは「いまだけじゃない。未来につながる関係なんだ」という感想が印象的でした。

【団体支援(研修)事業】

2015年度、「にじいろクレヨン」より依頼を受け、職員向け研修および職員からの相談対応(及びスーパーバイズ)を実施。専門性(価値・知識・スキル)を学ぶ機会を創出した。
※石巻において、仮設住宅・復興公営住宅・地域のコミュニティセンター等で子どもを中心とした支援活動を実施しているNPO法人にじいろクレヨンでは、今後ますます必要とされるソーシャルワークの機能を発揮できる職員を育成する必要性を感じている。

第4回福島プレイワーカー研修 9/30,10/1


9月30日(水)14:00 ~10月1日(木)16:00
場所:東京都台東区浅草、上野公園
担当:星野、大野
主催:NPO法人コドモ・ワカモノまちing
共催:認定NPO法人ビーンズふくしま
後援:福島県、公益社団法人こども環境学会
協力:LUSH

3.11震災復興支援活動「コドモ∞ムゲン・プロジェクト」の一環として、企業のLUSH様からの活動支援金を頂き、

今年度からまず2年間、福島県内の遊び現場に関わる方を対象とし、
「室内・外の遊び場づくりのプロフェッショナルの育成」を目的に、宿泊型のプレイワーカー研修を実施致しています。
第4回目となった今回は、移動式&手づくり遊び場・パパママ居場所・アートをテーマに、
15名の方にご参加頂きました。

今回は 都民(10/1)の日に当研修第1,2回と講師で来て頂いたTOKYO PLAYの嶋村氏が呼びかけ数十団体で取り組む、

東京の数十か所で一斉に遊びを祝う祭典「とうきょうプレイデー」に参画し、
当日は弊団体が主催する「とうきょうプレイデー 移動式子ども基地@上野公園」でこれまでの学びを実践し、
前日となる9/30にはオリジナル遊び創りやリスクマネジメント、遊び環境について学び、考える時間をつくりました。
加えて30日はとうきょうプレイデー実行委員会と共催で遊び場シンポジウム「世界の遊び場と運営方法」&「東京、福島の遊び場報告」を開催しました。

<1日目>台東区民会館

①座学・ワークショップ 講師:星野諭(弊団体代表)
◆移動式遊び場のすすめ-道あそび・まちあそびの事例・ノウハウ等を紹介
◆移動式遊び場ドイツの事例より
◆今だけ×ここだけ×私たちだけの遊びの開発-ワークショップ形式で遊び創り

②遊び場シンポジウム「世界の遊び場事例とその運営方法」&「東京・福島遊び場の活動報告」

講師:木下勇氏 千葉大学大学院園芸研究科教授
登壇者:TOKYO PLAY、福島県3団体

<2日目>上野恩賜公園 噴水広場

◆とうきょうプレイデー 移動式子ども基地@上野公園
8:30~16:00(イベント自体は11:00~15:00実施)

今回は視察はせず、これまでの学びのアウトプット機会として位置づけました。
それぞれの時間でこれまでとは異なる学びがあったかと思います。
またシンポジウムでは東京を中心とする子ども支援団体とのネットワークも築くことができました。
2日目のイベントスタッフとしての参加では、
臨機応変なリスクマネジメントや大勢の子どもたちが入れ替わり参加してくる中で随時環境を整えていくこと、
子どもとの関係性づくりについても、
常設の遊び場チームにとっては勝手が異なり新たな発見・学びがあったようです。
子どもという同じフィールドにおいても様々な分野が存在し、
その多様な分野・人々が有機的にネットワークを形成しノウハウ・スキルなどをシェアしていくことが、
福島をはじめ被災地の今後の支援(自立化、持続化)には必要です。

ご参加頂いたみなさま、ご協力頂いたみなさま、本当にありがとうございました!


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